武蔵野台地北端の崖 2010年9月25日 スリバチフィールドワーク成増編

武蔵野台地の北端は、ところどころで小規模な谷が台地に切りこんではいるが、
ほぼ荒川の流路と並行して直線的に連なる。
気候が温暖で海面がたかくなる時期には
東京湾の奥がかんたんに埼玉県まで入りこむので、
このあたりの台地のきわも何度となく波に洗われてきただろう。
武蔵野台地北端


ちなみにこの機会が
iPhoneアプリ東京時層地図を手に入れてからはじめての歩きだった。
東京時層地図は良いよ。


台地の北のはしからは荒川低地がよく見渡せる。
筑波山なども目におさめられていたらしい。
写真の中央あたりにはさいたま新都心のビル群。
さいたま新都心方面の眺望


武蔵野台地と荒川低地を区切っている崖、
東京23区のうちでもっとも荒々しい地形がみられる場所のひとつといえる。
武蔵野台地の崖


その崖を直登する階段、
さすがに長いので途中2か所に踊り場がもうけられている。
崖の階段


崖の下にそってはしる道。
崖下の道
低地にはいると台地とはちがった土地利用がみられるようになる。