品川区大田区の埋め立て地 2010年11月21日 LIFE ON BOARD@羽田D滑走路+京浜運河クルーズ

都市に新しい「水上経験」をつくることをテーマに活動されている
BOAT PEOPLE Assosiationさんが企画された
LIFE ON BOARD@羽田D滑走路+京浜運河クルーズに参加した。
BPAのイベントに参加するのは、今年だけでも6回目くらい。


今回は品川区と大田区の埋め立でできた水辺を回るコース。


品川の桟橋から出発して
京浜運河の東京区間を、分岐する奥まった水面にも入りこみながら南下。
羽田空港のつけ根をとおる海老取川経由で多摩川下流にでる。
多摩川を東向きに下流方向にすすみ
羽田空港の4本目の滑走路、D滑走路付近の脇をとおり羽田沖まできたら
進路を変えて東京港第一航路を北へ。
大井コンテナふ頭をこえたところで内陸側にもう一度進路を変え
品川の桟橋までもどる。


BOAT PEOPLE Assosiationで準備してくださったコース図があったので
勝手につかわせてもらおう。

より大きな地図で 品川・大田­・羽田D滑­走路リサー­チクルーズ を表示


東京は水辺にできた大都市なので
歴史をかけてたくさんの埋め立て地がつくられてきた。


そのうち今回の品川区・大田区は、もともと南北に海岸線がはしっていたところを
陸にちかい西から東へ、都心にちかい北から南へと
とくに戦後になってさかんに埋め立てが行われた地域。


おおまかにみると西の陸側から東の海側へと

  • 埋め立て前の海岸線をふくむ古い運河
  • 埋め立てでできた古い島
  • あたらしい運河
  • 埋め立てでできたあたらしい島

が細長い板を重ねたようにして縦縞に並んでいる。


このあたりを地図で眺めるたび、
時代がくだるにつれそれまでと性質の違うあたらしい陸地が縞状に付け加わってきた結果を
付加テクトニクスに例えて解説されたらおもしろいだろうなと考えている。